2015-02-18 第189回国会 参議院 本会議 第7号
海上保安分野の国際協力について、海上保安大学校では、航行の安全、人命救助、災害対応、海賊対策、環境保全など海上保安能力の向上を図るアジア海上保安初級幹部研修など、各種の研修を行ってきました。また、自衛隊では、東南アジア等開発途上国への自衛官派遣等を通じ、人道支援や災害救援、海洋安全保障等の能力向上に資する能力構築支援事業を実施しており、これらの取組は各国から高い評価を得ています。
海上保安分野の国際協力について、海上保安大学校では、航行の安全、人命救助、災害対応、海賊対策、環境保全など海上保安能力の向上を図るアジア海上保安初級幹部研修など、各種の研修を行ってきました。また、自衛隊では、東南アジア等開発途上国への自衛官派遣等を通じ、人道支援や災害救援、海洋安全保障等の能力向上に資する能力構築支援事業を実施しており、これらの取組は各国から高い評価を得ています。
御指摘のアジア海上保安初級幹部研修につきましては、終了後も国費により継続的に実施すべきとのこれまでの御提案を踏まえまして、来年度予算案において、海上保安大学校に海上保安政策課程を創設する形で具体化することとしております。
本年二月に、海上保安大学校におきまして、アジア海上保安初級幹部研修の修了式が行われました。この取り組みは、一九六〇年代以降、順次、航行安全や人命救助、災害対応、海賊対処などの海上保安に関するさまざまな分野において、アジア各国等の海上保安能力の向上に寄与してきたと承知しています。
○岸本政府参考人 お配りいただきました資料にもございますが、一番冒頭の例で申し上げますと、アジア海上保安初級幹部研修というのを、平成二十三年から三年間、関係団体の協力を得て実施しております。
これまで述べてまいりましたこの海保のアジア海上保安初級幹部研修のような人材育成、またアジア各国とのもうちょっと高いレベルでの人的な交流、あるいは共同訓練、こういった交流促進に更に力を入れていくべきではないかと思っておりますけれども、総理の御所見を伺います。
先月の二月の二十四日になると思いますけれども、海上保安大学校におきましてアジア海上保安初級幹部研修の修了式が行われました。余り聞き慣れない研修でございますけれども、いつから、どのような目的でこういう研修がなされてきたのか、また投入されている国費というのはどのようなものなのか、これを海上保安庁長官からお聞かせいただきたいと思います。
アジア海上保安初級幹部研修は、アジア各国との連携協力の一環としまして、各国海上保安機関の合意の下、能力向上を目的としまして、平成二十三年度より公益財団法人海上保安協会に協力して実施しております。三年間で四か国十八名の修了者を輩出しており、各国から高い評価を得ております。